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足拍子岳・荒沢山・・・「近くて良き山」
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荒沢山東面を代表する雪稜?マイナーリッジとダイレクトスラブ
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| 大島亮吉が、当時マイナーだった谷川岳を、「近くて良き山」と紹介したのは戦前のことだろうか。それから、半世紀以上経た現在、谷川岳はかくもメージャーになっている。でも、その裏側に、もっと近いのに未だマイナーなままの、良き山がある、それが足拍子山群だ。標高1408mの主峰、足拍子岳で、土樽駅との標高差はわずか800m、直線距離にいたってはなんと1.5Kmという驚愕の近さである。これが、東京近郊であったら、「ただの」駅の裏山で終わってしまう。ところが、谷川岳の北という位置ゆえに、降り積もる豪雪は、裏山の急な藪尾根を、立派しな雪稜ルートに変身させてしまう。また雪に侵食された谷筋は、夏には格好のスラブ登り、沢登りの対象となるのだ。 |
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| ■山域概念 |
谷川岳の主稜線の蓬峠の北に端を発し、西進しシシゴヤの頭(1472.6m)、コマノカミの頭(1464m)、クロガネの頭(1380m)と連ね、主峰足拍子岳(1408m)から北に向きを変え、荒沢山(1320.7m)、柄沢山(934m)を経て最後は、ちょうど岩原スキー場の正面で、大源太川と魚野川に吸いこまれる山稜で構成される。主峰の足拍子岳は、烏帽子頭のようにひょこっと山頂部分だけとんがった特異な形で、怪峰の名がふさわしい。
山域の南西面は、魚野川流域で、足拍子岳南尾根が落ち込む辺りからは、上越線と関越高速がこの山域を周りこむように北進している。北東面は大源太川の支流の足拍子川流域で、荒沢山〜足拍子岳にかけての左岸に幾つもスラブを落としている。また、この足拍子川にはコマノカミ沢、フトコギ沢という2本の急なルンゼがほぼ平行し、クロガネの頭に切れこみ、こちらも興味深い。
以下、この山域を、
1.足拍子川左岸
2.クロガネの頭北面
3.魚野川右岸と主稜線
の3つにわけて解説してゆきたい。
なおアプローチは、1、2は、越後湯沢駅から車で15分あまりの旭原集落が起点となる。ここから、足拍子川沿いの林道に入り、無雪期なら経木ノ沢出合手前まで車で入れる。積雪期は、旭原から歩くが、スキー利用も手だ。3は土樽駅からすぐ。
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| ■全体の概念をつかむ資料 |
・登山体系 第3巻谷川岳 p192〜 東京雲稜会
・岩と雪 24号p74〜、25号p88〜 東京雲稜会 上のもとネタ |
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日本山岳会青年部「きりぎりす」
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