波勝崎海金剛/ネービーブルーに抱かれて


●2003年1月11日
●木下徳彦(日本山岳会青年部)・和田岳史(千葉大山岳部)



 

1P 和田 45m
出だしはブッシュブッシュしているが、登れば登る程きれいになってくる。中間部、1ケ所嫌らしいけどなんとかフリーで登れた。

2P 和田 45m
正面の凹角は赤道小町のネイリングピッチ(AA3)。ネービーブルーは右の凹角をずっとつめて、途中から左に上がる。結構素直で登りやすい。これを登ると、バガボンドの5ピッチ目の終了点付近に出る。

3P 木下 30m
バガボンドと一度合流してから、再び別れる。浮き石だらけの恐ろしい凹角を登り、灌木の生えたテラスまで。ロープが流れなくなり、一度ピッチ切る。

4P 木下 20m
見るからにこれ登ってくださいといわんばかりの逆V字ハングをカミングで登っていく。しかし、ワイドなのに、大きめのカムが足りない上に、ハングの下は浮いた岩ばかりで、頭くらいのをポイポイ投げながらのエイドになる。自分達以外は誰もないので放り投げられるので気楽だ。逆V字を越えて少し上がったところ、目の前にこれまた登ってくれといわんばかりのワイドクラックがあるところの下でビレイ。カム足りないし。

5P 和田 10m
和田少年、果敢にフリーで登ろうとするも、浮き石ばんばんで非常に苦労。ワイドクラックを登ったところでビレイするも、ビレイ点がなく、ナイフブレードを何本も打ってビレイ点を作るなど相当に苦労している。
どうもここで間違えたらしい。ルートはどうやら、ビレイ点のすぐ右にある浅い凹角を登るようである。2ケ所程上部に剥離痕があったので。しかし、普通は正面のワイドクラック登るでしょ?

6P 木下 40m
ぼろぼろクラックに決まりの悪いカムをセットし、嫌らしいフリーで登る。落ちたらただじゃ済まなそうだ。途中、ナイフブレードを何本か打った記憶があるが最後の以外、たぶん効いてない。上部要塞下のテラスでピッチを切る。

7P 木下 25m
みぎはじのクラックから、キャメ×2、ロストアロー、そして最後は突撃フリーで終了点まで。ここのフリーが一番嫌らしい。途中に残置されてたナイフブレードは、きちんと抜いて帰りました。和田少年はユマーリングでクリーニング。

帰りはスーパーレイン沿いに懸垂して戻る。

降りてしまうと、目の前に刺身が幻視で見えてしまう。もうダメだ−ということで、急いで車まで戻り、松崎のヤオハンに駆け込む2人であった。


(記:木下)

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